波をキャッチすること

パドリングが出来るようになったら波をキャッチしてみましょう!

波をキャッチするという事は、波のパワーを受け止めて、波のパワーを利用して波に乗ることです。

ここでサーフィンというものを勘違いすると、

波のパワーに負けずにパドリング力で波よりも前に出ること

という違う方向へ行ってしまうので注意してください。

波に乗るスポーツでは波は敵ではありません。

波のパワーを利用するというのも変な解釈ですが、波に乗るためには波のパワーを使うことは必須です。

波のパワーに負けないようにパドリングを行う事が正しいのであれば、人間の力でサーフィンをすることは無理でしょう。

波というものは岸に向かって進んでいるのですが、そのスピードは波のブレイクポイントでは時速15Km程度です。

この波のスピードよりも先に出ないと乗れないと思っている方は、パドリングで15Km以上のスピードを出さないと乗れないという事になります。

おそらくこのスピードは人間の力では無理でしょう。

ライフガードなどが使うパドリング用のボードなら可能化もしれませんが、ショートボードなどの浮力の少ないボードでは確実に無理ですね。

ですが実際には波に乗るにはボディーサーフィンという体だけで乗ることも可能です。

ここからも分かるように、波に乗るにはパドリングなどの推進力が必要という事は無いんです。

まずはパドリングを練習していただいた際に出来るだけ長距離パドリングをしていただきましたが、瞬発力ではなく、持久力が必要なのはそのためなんです。

私がテイクオフする際にはパドリング力の10%も使えば十分にうねりからテイクオフできます。

波のポジションを合わせる事が必要ですが、パドリング力が無いと乗れないという事も無いんです。

そこで私のスクールでも行っている波のキャッチをスムーズにする練習方法をご紹介します。

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波のキャッチをスムーズにする練習法!

波のキャッチを上級者のようにスムーズにするには、恐らく殆どの方が今やっている先入観バリバリの波の追いかけ方を改善する必要があります。

今まで何百人と教えてきましたが95%くらいの方はパドリングの方法から改善していただきました。

改善した結果驚くほど簡単に、力も使わずにテイクオフできるようになります。

皆さんにやっていただいている練習方法はこの3ステップなんです。

ステップ1

パドリングのスピードを変えないで波を追う事!

乗れそうな波が来た!と思ったら、岸の方向へ向いてパドリングを開始します。

その際にご自分のパドリング力の50%も漕げば十分です。

50%の力で波が通り過ぎるまで漕ぎ続けるような感じで練習してください。

ここでもっと漕げば乗れるんじゃないか?などと考えてしまうと結果的に乗れなくなってしまいますし、ほとんどの方がやっている乗れないテイクオフになってしまいます。

波に乗ることが出来てもライディングに繋がらないテイクオフは意味が無いので、出来るだけ落ち着いてテイクオフするためにもこのスピードを変えないでテイクオフすることを練習してください。

ステップ2

波を見続けて漕ぐこと!

意外とできていない項目なのがこれです。

波を追いかけていく際に、波が来るまでは見ているのですが、自分の手前1mくらいまで波が来ると急に目を離して力いっぱい漕ぐ方がいらっしゃいます。

波のパワーがこれから自分を押してくれるタイミングで自分の板を進行方向へ滑らせる必要があるのですが、この時に波から目を離していてはどこで波が押してくれるかわかりませんし、波の掘れ具合や自分のポジションがどこなのか分かりません。

波というものは予測が困難なので、上級者の方でもしっかりと波のフェイスを見ながらテイクオフしているのに、初心者の方は目を離してしまうというテイクオフの仕方をしているんです。

どうしても乗りたい!

という気持ちが強すぎるんですね。

どうしても乗りたいなら逆に目隠しして波に乗ることが難しいという事に気づいてくださいね。

波を見ながら波を追いかけることで、メリットがいっぱい出来ます。

  • 乗れた場合にどこで乗れたのか覚えることが出来る。
  • 乗れなかった場合はどこだと乗れないのか分かる。
  • 波とのタイミングがとりやすい。
  • パーリングしそうな波は止めることが出来る。
  • 落ち着いて波に合わせる事が出来る。

といろいろなメリットがあります。

デメリットとしては、

  • 漕ぎずらい。

という事をレッスンでは耳にします。

しかし、漕ぎづらいといっても、先ほども申し上げた通り”パドリング力”は要らないのですから漕ぐ必要はありません。

したがって波を見ながら漕ぐことにおいて、漕ぎづらいという事はデメリットでは無いんです。

どうしても横を見ながら漕げないという方は、パドリングの練習で横を見ながら漕ぐことを沖で練習してから波を追ってくださいね。

ステップ3

体重移動をしない!

これも多くの方が先入観で勘違いしている項目です。

うまい方はテイクオフが早いのは常識ですが、見ていると胸をべったりとつけて、必要なら顎までつけている!

と思っている方が多いようです。

ここで間違えてほしくないのですが、上手い方で胸や顎を付けてテイクオフしている方は体重移動しているわけでは無いという事です。

波というものは陸上のスケボーやスノーボードのランプと違って移動しています。

陸上の斜面でしたら当然前体重にしないと(支点よりも前に体重を乗せないと)斜面に降りていきません。

しかし波の場合は、斜面を降りるという感覚でテイクオフしようとするとノーズが下がってパーリング一直線です!

上級者の方は、波の動きに合わせて水平方向へ進むように漕いでいます。

波のトップの動きは水平方向へ移動しているので、その波に乗りたいのであれば水平方向へスピードを付けるように漕ぐことが必要となってきます。

この時に胸を付けるのは、出来るだけ波のパワーを使うために、ボードの浮力を効かせたいのでボードを沈める動きであって、ノーズ方向へ体重を移動するためではないのです。

中級レベルの方でもここは勘違いしやすいので気を付けてください。

波に最速で乗るためには、波が押してくる前にテールを持ち上げられてしまうと波のパワーが使えません。

出来るだけ波の中にボードを沈めて、浮力で前にボードが出る力を利用しないとうねりからは立てないんです。

水平方向へ漕ぐためには、ボードは水平もしくはノーズが若干上がった状態で波を迎える必要があります。

その点を理解して、体重は移動しないで波を追うことを練習してください。

 

波に出来るだけ早く乗るために

波に出来るだけ早く乗るためには上記の123をひたすら練習してください。

まずは乗ることでは無く、乗れるようになるためのパドリング方法や波のキャッチの仕方を覚えることが重要です。

波に乗ることはこの方法をテクニックとして覚えてからでも遅くはありません。

むしろ私のレッスンを受けている方は、ここをしっかりと練習してから波に乗るので、乗れるようになると面白いように乗りまくります。

サーフィンを始めたら焦らずに、こういった基本中の基本をコツコツと行うことが必要なんですね。

波のキャッチが簡単に出来るようになると下記のように楽々テイクオフが出来るようになりますよ。

このテイクオフが出来ればパドリング力では無く、波のパワーを捕まえる事が重要だという事がわかると思います。

 

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